モンテッソーリ教育を実施してる私立幼稚園に見学に行ってきた

これは99%自分用のメモなんだけど、公開メモにして残しておく。

そのほうが多少丁寧にわかりやすくかけると思うから。

録音もメモも何もないから、「記録」でもないかも。

ただ記憶だけを頼りに書きおこした雑感ね。

 

長男の幼稚園見学に行ってきた。

家から徒歩距離にある私立幼稚園。

モンテッソーリ教育が特徴で、けっこう遠くから通ってる人も多い人気の園だ。半数がバス通園。半数は徒歩通園(といっても多数は自家用車通園だ)。

園長先生と雑談するチャンスが結構あったからいろいろ聞けた。丁寧に説明してくださり大感謝。ありがとうございました!

 

印象に残ったのは、

  • 子供にも大人と同じような丁寧な言葉づかいで接すること
  • 切り替えの上手な子供を育てること。遊ぶときは目一杯遊ぶ。話を聞く時間は集中して静かに先生の話を聞く。この切りかえのために、「クールダウンするための時間」なんてのもしっかりとっているくらい。
  • 結局ね、「主体性を尊重する」っていうのと「自由にさせる」っていうのは違うんだよね。子供が自分の興味あることを一生懸命取り組むのは素晴らしいこと。ピアノが好きで、自分から一生懸命練習するとかね。でも、たとえば、自由にさせたらコンビニの前にあぐらかいてウダウダしてる中学生みたいになったら困るわけ。自分の興味を自分で伸ばせるように、ひとりひとりの子供をよく観察して、その子供にあった遊びとか勉強ができるような環境を整えてあげるのが教育の役割。

とくに最後に「主体性を尊重して自由に学ばせる」っていうのと「ただ自由奔放にさせる」のはちがうんだ、っていう話が面白かったなぁ。さすが私立幼稚園。ありとあらゆる環境を考え尽くして提供してる感があった。

 日焼けしてドロドロになって、最後にはご丁寧に両足を水たまりに踏み入れて。

長男も大満足だったご様子。

主体性を尊重し、自由に遊び、学ばせる

「自由」っていうのにはいろんな意味がある。同じ「自由」とはいえ、

  • 「好きなことしかやりたくない」とか、
  • 「コンビニの前でたむろしてる『自由な』中学生」

みたいに子供がなったら困る。そりゃそうだ。

好き勝手させる幼稚園で好き勝手遊んで、年長さんクラスに転園してきた子がいたらしい。その子は前の幼稚園で本当に好き放題やってたから、10分イスに座ってることもできなかったんだって。で、登園拒否になっちゃった。

これじゃあさ、小学校から始まる長い学童期がとんでもなくしんどいでしょう。本人にとっても親にとっても。10分も座ってられなかったら、授業をうけるどころじゃない。学校にも行きたくなくなる。

だからまぁ、「自由」っていうのは聞こえがいいんだけど、「社会生活を送る上で都合のいい自由」の中で生きたほうが人間幸せになれるよね、っていう話(だと私は解釈した)。

 

で、この幼稚園では、

  • 自然に人の話を聞けるようになるとか、
  • 生活の規律を自然に身につける

っていう基本的な習慣づけをすごく重視してるみたい。

幼児には他の子供の真似をしたがる性質があるから、集団生活の中で、徐々に身につけさせることができるんだって。

たとえば姿勢良く静かに座ってる子供を先生がめっちゃ褒めることでまわりの子の注目を集めて、「今は姿勢良く静かに座る時間なんだな」っていうことを教える、みたいなね。

こういう生活の規律とか、集団生活のルールっていうのは、まあつまらない面も多々あるんだけど、いちいち疑って反抗してたら集団生活っていうのは難しくなるし、人間っていうのは社会の中で一生生きていくわけだから、ホントに基本的な所は小さいうちから「常識」として刷り込まれたほうがハッピーなんだろう。

 

っていう「規律は大事だ」っていう大前提の上で、

「やっぱり、個人が好きなことをやって幸せになるのがいいよね」っていう教育方針のもと、「個人の好きなことを自由にやらせて、そこからたくさん学ばせる」っていうことにすごく力を入れてるのね。

規律の上に成り立つ自由さ、このバランス感がいい。

 

一つひとつの遊びに教育的配慮がされてる

たとえば、園庭にテーブルが出してあって、テーブルの上に

  • 泡立て器
  • ボウル
  • おろし金
  • 固形石鹸

が何組か置いてある。

子供はおろし金を使って石鹸をすりおろして、少量の水を加えて、泡立て器で泡立てる。

すると石鹸がきめ細かく泡立って、生クリームみたいになる。

この石鹸生クリームをデコレーションに使って砂場でケーキ作りしたりするんだ。

まぁこれだけでも、うまいこと遊び方考えてあげてるなあ、先生たちさすが!って感じなんだけど、

「泡立て器でぐるぐる混ぜる」っていう行為に、

  • 手首をうまく動かして使うとか、
  • スプーンを上手に持って扱う

とかの教育を兼ねてるんだって。

 

あとは、単純に園庭にストライダーが何台も置いてあって、子どもたちは遊びながらバランス感覚を覚え、すぐに自転車に乗れるようになるとか。

 

  • 泡立て器で石鹸を泡立ててケーキ屋さんごっこをするか、
  • ストライダーを乗り回すか、
  • はたまた虫捕りをするか
  • それとも全然ちがう他の遊びをするか、

はもちろん子どもたちが自由に選ぶ。

とりあえず

  • どんな遊びを選んでも何か学べるように、
  • それぞれが自分の興味のある遊びに夢中になれるように

めっちゃ考えてあらゆる遊びを提供してるようす。

そして夏はプールを出すなど、季節感も取り入れつつ、数ヶ月単位で遊びの環境を変化させていくらしい。

さすが幼児教育のプロだけある。

 

言葉づかい、大事だよね

あとこの幼稚園は子供への声かけがすごく丁寧だった。

大きな声で、命令口調で短く指示を出すんじゃなくて、普通の声で語りかけるように話してるんだ。

たぶん遊びに夢中になってたら聞こえないくらいの、普通の音量の声ね。

けど、3歳児クラスでもいろんな規律が守られていて、先生の指示が全体にいきわたっていたのが興味深かった。周りを真似て、おともだちの良いところを学んでる感じ。

 

トイレがきれい

トイレのスリッパ、いらないんじゃない?くらいに掃除の行き届いたトイレだった。

これでかなーり好感度上がった!!笑 

うちは長男、オムツが2歳の誕生日には外れたので、外出先でトイレさせるのが結構めんどくさい。なので外のトイレにはいろいろ物申したいんだけど、ここのトイレは文句なし。

kirinshimauma.com

 もう一個のブログの方にトイレトレーニングの話はいろいろ書いてるんだけど、1−2歳の幼児に大人の洋式トイレを使ってもらうためには、ズボンとパンツを全部脱いで、逆向きに座ってもらう必要がある。

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こんなイメージでね。もっと便器に対して子供は小さいんだけど。

だから、

  1. 靴を脱いでも大丈夫なくらい床がきれい(またはおむつ交換台がある)
  2. 服と靴を着脱したり、便器に乗せおろししたりの介助に十分なスペースがある
  3. 子供の手が届く洗面台がある

っていう3条件揃ったトイレだとめっちゃありがたいんだけど、この幼稚園のトイレは全部満たしてた。

普通の大人が使うトイレは全然ダメ。靴も脱ぎにくいし狭いし手も洗えない。

一般的な多目的トイレだと1と2はだいたい満たしてる。

幼稚園とか子育て支援センターのトイレは、3はだいたいあるけど、1と2がなかったりする。

あとは幼稚園とか支援センターの子供トイレはどうしても汚れがちなんだけど、ここはトイレまわりも洗面台の周りもきれいで、子どもたちも気をつけて使ってるんだろうなーっていう感じだった。

 

放課後の習い事も充実

幼稚園のついでに習い事もできるっていうのもよかった。

放課後は延長保育もあるし、外部講師をいろいろよんできて、

  • ピアノ
  • バレエ
  • 体操
  • 造形教室
  • 読み書き教室
  • こども科学教室

みたいな多様な習い事教室が放課後の園舎を利用して行われているらしい。

親としては幼稚園と習い事の送迎が一度で済むから楽。

あとは、子供の習い事って何をどこで習わせるかを考えて選ぶのがそもそも大変だけど、この幼稚園の中でできる範囲で、子供の興味のあるものを、って考えると選択肢が狭まって選びやすい。

この幼稚園は先生の数がとにかく多い。子供に目が届き、子供が何に興味を持ってるのかをしっかり観察して教えてくれそう。だから、

  • 何を習わせるか
  • 子供は興味を持ってくれるだろうか

みたいなことを悩んで試行錯誤する必要があんまりなさそうなのが良き。子供自身が興味を持てない習い事に時間とお金をつぎ込む、みたいな無駄がなさそうだ。

 

園長先生の教育熱がすごい

  • 最近の子はオムツはずしが遅いから、基本的な生活習慣の自立もおそく、精神的にも幼い
  • 昔は30人1クラスで、1人の先生が見てたけど、最近の子は精神的に幼いからとても無理
  • 「服のボタンをとめる」という動作は指先と脳の発達にとてもいいのに、最近の子供のパジャマはボタンの付いていない、かぶるタイプばっかりだ。幼稚園の園服は3つボタンの服を採用してて、子どもたちは登園したらまず園服を脱いで、じぶんできちんとボタンを掛けてしまうところから1日をはじめる。
  • 園では背もたれ付きのイスは使わない。子供に仙骨の上に正しく体重をのせるいい姿勢を身につけさせるため。
  • 給食はなるべく古き良き?日本食のメニューを取り入れている。子供の好きそうなスパゲッティとからあげと、みたいなことはしない。

メモとってたわけじゃなくて、記憶で書いてるから、間違ってるかもしれないけど。園長先生の熱い教育論は聞いててすごく面白かった。日常生活の動作一つひとつを深く考えて、意味付けして、子どもたちに取り組ませていて。それがすごく好印象。

ほんとかいな、みたいに思う部分ももちろんあったよ。それだけ主張が強いというか、はっきりしてる。徹底してる。熱い。はっきりした考えを持っている人、私は好きだよ。

「子供のオムツはずしはのんびりでいいよ〜」みたいな風潮が主流の中、私は長男のオムツを早く外しちゃって。外のトイレとかで苦労はするし、肩身が狭いことも多い中、

「オムツは早く取るべきだ!」みたいに声高に主張する人に会えたのは新鮮だったし、早くオムツとってよかったなぁと改めて思えた。

別に精神的な成熟がどうとか、基本的な生活の自立が、とか難しいことはよくわからないんだけど、我が家は単純に

  • うんちの量が多くてオムツから溢れがちでめんどくさい
  • おむつ代もったいない
  • 布おむつの洗濯めんどくさい
  • トイレで排泄することは遅かれ早かれ教える必要がある

っていう私の(身勝手な?)都合でとったので、

「オムツを早く外すのは子供自身のために良いことです!」

みたいなことを言ってもらえたのは嬉しかったなぁ。

 

子どもたちがフレンドリー

多分見学に来る人が多い園なんだろう。

子どもたちが見学者に慣れている感じで、挨拶とかしっかりしててえらいなと思った。

帰るときもみんなバイバイしてくれたし。

あとは昨日に限らず常々思ってたことだけど、子どもたち、楽しそう。

我が家はこの幼稚園から激近なので、幼稚園の前の道は毎日のように通る。我が子の散歩コースなんだ。

 長男は園庭で一緒に遊びたいらしく、柵に貼り付いて園児たちを観察してたりもする。

 

 良くも悪くも「綿密に考えられ、子供のために整えられた環境」

園長先生のアツい教育方針のもとに、モンテッソーリ教育を手法として取り入れ、綿密に考えられ、整えられた環境のもとに子どもたちは置かれる。

地域でトップの進学校である高校への進学率が高い、みたいな話もちょろっとしてたし、勉強をしていくための基本的な土台作りみたいなことは得意そう。

そういう「社会のエリートコースに乗る」的な意味では、この教育環境が子供にもたらす恩恵は大きいのかもしれない。

 

けど、現実社会はもっと混沌としているし、不平等だし、自由だし、いろんな人がいる。

だからもっと多様な価値観の存在する環境に置いて育てるのでもいいんじゃないか。

きれいに整えられ、個人個人に合うようにお膳立てされ(すぎ)た環境に子供を入れてもいいものだろうか、みたいなこともちょっと思った。

 

温室の中で大切に育てて立派な実をつけた植物もあれば、雑草の中で生存競争に勝ち抜いて、太くたくましくしたたかに伸びる植物もある。

 

昨日の幼稚園は温湿度栄養水分、全ての環境が綿密に個人に合わせてコントロールされて提供される、温室だった。

 

★☆★ 

という感じで混沌とした現実社会からみると相当特殊な温室ではあるのだけれど、

  • 家から近い(子供の足でも10分かからないかな)
  • 熱い教育方針に共感できる
  • 実際の教育内容もきめ細やかで面倒見がよさそう
  • 子どもたちも楽しそう

なので、

ここに通わせたい!

と単純に思った。

暑い中、次男を背負って頑張って行ったかいがあったよ。

最後に、長男も次男も素晴らしくいい子にしてくれていて大大大感謝でした。

おわり。

【追記】幼稚園関連の話の続編だよ↓ 

kirinshimauma.hatenablog.com

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