おはようございます。きりんしまうま@kirinshimauma99です。
きりんしまうま家、車、買い替えました。
その時きりんしまうまと夫が何を考え、どう判断して、今の車を買う決断に至ったかを忘れないうちに書いておきたいと思います。
クルマの買い替えって考えることが多くて大変ですね。。。
もくじ
車種の選定
きりんしまうまの住んでいる地域は車が日常生活において必須の地方都市です。
道幅が狭いところも多いので、あんまり大きい車には乗りたくない。
大人2人+幼児2人の計4人で普段乗ることを想定。
年に2回、片道400キロほど離れた実家へ帰省する以外は、もっぱら買い物など家のまわりでちょこちょこ乗る使い方がメイン。
という感じで乗ることを考えると、
- 大きすぎないけど余裕のある大きさ(最大で7人まで乗車可)
- 荷物がたくさん載せられる(帰省する時のことを想定)
- 後部座席がスライドドア(幼児の乗せおろしが楽)
という理由から、ホンダのフリードとトヨタのシエンタの2択に絞りました。
ここまではネット上でいろいろ調べたり周囲に相談したりはしましたが、試乗には一切行っていません。
自分たちの欲しいクルマの条件をまずはしっかり洗い出さないと、試乗に行ったところで迷うだけで何も決められないと考えたためです。
いざ試乗へ
家の近くのホンダとトヨタへ、それぞれ試乗に行ってきました。
フリードとシエンタ、大きさはとてもよく似た車なのですが、細かいところでいくつか違いがありました。
3列目シートを使わないときの収納場所が違う
3列目のシートがフリードとシエンタの一番大きな違いかと思います。
フリードは3列目シートを折りたたんで、側面の壁に引っ掛けて収納します。
シエンタは3列目シートを折りたたんで、2列目の座席の下に収納します。
フリードは2列目の座席に関係なく、3列目を出したり畳んだりができます。
シエンタは3列目を出し入れするために、2列目の座席を大きく倒す必要があるので、2列目にチャイルドシートなどを乗せている場合は、一旦取り外さないと作業ができません。
3列目シートへの乗り降りが、6人乗りのフリードなら便利。
7人乗りを選択した場合はダメですが、6人乗りのフリードにした場合、2列目シートの椅子の間に通路が確保できます。
したがって、たとえ2列目シートに2つチャイルドシートを設置していたとしても、通路を経由して3列目に乗ったり降りたりができます。
シエンタは6人乗りの仕様はありませんので、3列目に乗り降りするときは2列目の座席を前方に倒す必要があります。
したがって2列目にチャイルドシートを2個つけてしまうと、3列目に乗り降りができなくなるのが難点です。
そんなわけで、「3列目のシートもよく使うよ!」という家庭では、フリードを選んだ方が良いときりんしまうまは思います。
安全装置が違う
フリードには「ホンダセンシング」という、安全装置をつけられます。人や障害物を検知して、必要に応じて自動ブレーキなどもかけてくれ、衝突を避けられる仕組みです。
シエンタにも「トヨタセーフティセンスC」という安全装置をつけられます。でも、この安全装置は人を検知しません。
だから安全装置はフリードの方が優秀。
外見、乗り心地、視野、エンジン音も違う
まあこのあたりも、両車を比較して試乗すれば違いはわかります。
どっちが優れている、というよりは好みの問題です。
「慣れればどっちも同じでしょう」ということで、詳細は割愛させていただきます。
値引き交渉をしてみた
さて、試乗して両車の違いを理解、実感したところで、価格の話も詰めました。
両車とも見積書を見ると200万を少々超えるくらいの値段ですが、フリードの方が20万円ほど定価の設定がそもそも高め。
価格重視ならシエンタが安いです。
ですがここまでの話で見てきたように、チャイルドシートを2列目に2つ設置することを考えると、フリードの方が便利です。
そこで、ホンダとトヨタにそれぞれメールを送り、値引きを含めた最終的な価格の提示を求めるとともに、値引き交渉に出てみることにしました。
送ったメールの内容はホンダもトヨタも同じ。以下のような感じで書きました。
先日は試乗させていただきありがとうございました。
フリードとシエンタの両方を試乗させていただき、比較検討させていただきましたが、同価格ならフリードの方がいいと思っています。
しかしながら、シエンタのほうが価格が安いことから、価格差も考え合わせるとシエンタも魅力的であり、迷っています。
また、試乗に伺い、見積書をいただいた際に、更にいくらかお値引きをしていただけるというお話も伺いました。
そこで、フリードとシエンタを改めて比較検討するための資料として、車両本体の価格をいくらまでお値引きしていただけるのか、ご提示していただけないでしょうか。
厚かましいお願いで大変恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
これに対する返事がホンダとトヨタで全然違っていて面白かった!
ホンダ「価格の差がクルマの性能の差です。価格重視ならシエンタ買ってください。」
トヨタ「さらに20万円値引きしまーす!」
同じメールを送ったのに、この反応の差ときたら。
そんなわけで、フリードとシエンタの実際の価格差、およそ40万円でした。
そしてシエンタに決定!
まあ先のメールに対する反応の良さに惹かれた、というのもなきにしもあらずなのですが、きりんしまうま家は結局シエンタを買いました。
理由は、3列目もあまり使う機会がなさそうだし、安全装置も要らないと考えたからです。
確かに、3列目とか安全装置とか、使えた方が便利ではあることは認めます。
でも、普段4人で乗るのに、3列目なんか要りません。3列目を出すと荷物もほとんど載らないので、原則3列目を収納した状態で使うであろうことは目に見えて明らかです。
安全装置もあったところで、目をつぶって運転できるわけではありません。自分でもしっかり周りに注意を配る必要があるのは言うまでもありません。それだったら安全装置も要らないかなと。
きりんしまうまも夫も安全装置のついた車に乗った経験もなく、かといって事故を起こしたこともないので、安全装置自体にあまり興味を惹かれなかったのです。
そんなわけで、あまり使う機会のない3列目の使いやすさと、運転を任せることもできない安全装置のために、40万円を払うのはもったいないな、というのが最終的な判断になりました。
大きな買い物のときこそ、財布の紐をしっかり閉めよう
これ、家計の節約を考えるうえですっごく大事だときりんしまうまは思います。
大きな買い物になると金銭感覚が狂ってしまい、まあ数万円くらいいいか・・・?みたいに考えがちになりますが、それは絶対ダメです。
40万円っていったら、一家が数ヶ月生活できちゃう大金ですからね。
あるいは車に使わないで投資に回しておけば、少なくとも大学1年分の学費くらいにはなりそうな額ですからね。
いくらここから先10年は乗るであろう車のため、と言われても簡単には出せません。
あるいは、たとえ1万円でも、家族4人の一週間分の食費になると考える。
よくわからないし利用価値もあまりなさそうな安全装置に出費するよりも、現実的なお金の使い方です。
車のナンバー決めるのだってそう。5千円払えば希望の番号にしてもらえるそうですが、5千円っていったら、きりんしまうま家の1か月分の電話とインターネット代全部払ってもお釣りがきますから。
だったらナンバーなんてなんだっていい。変な番号だから車が走らないとかはありえないですからね。笑
…って考えると、価格というのはやっぱり大事です。
車に対する好みとかこだわりよりも、実用性という観点を重視するならば、フリードもシエンタも、結局は良く似た車ですから、
「2列目にチャイルドシートを2つ設置した状態で、かつ3列目も頻繁に使う!」という事情のある子育て家庭以外は、価格重視でシエンタでいいんじゃないかなあときりんしまうまは考えます。
3列目を頻繁に出したり入れたりするならフリードを推奨しますが。
このブログを書いてる時点でシエンタに数ヶ月乗っていますが、特に不便は感じないし、車体の大きさの割に車内がゆったりと広く、いい買い物をしたなぁと満足しています。
ベビーカーを荷台に雑に入れても邪魔になりません。
今までのクルマも、1円でも高く売ろう!
最後に、フリードとシエンタの比較の話とはずれますが、ディーラーの言い値で今までのクルマを下取りに出してはもちろんダメ!ということも一応書いておきます。
今は自分で買い取り業者をいくつも比較しなくても、簡単な登録さえすれば、複数の車買取業者から見積もりをとってくれるサービスもあります。
例えば大手の人材仲介会社であるリクルートが運営する、カーセンサー.netなどを利用して、自分の今のクルマの価値を知り、高く売ってください。
査定の申し込みだけなら5分もあれば終わります。それで仮に1万円高く売れたら、時給換算で12万円ですから。やらなきゃ損ですよー。
おしまい。
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