【レビュー】『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を読んで考えたことをまとめてみる

おはようございます。きりんしまうま@kirinshimauma99です。

お正月に実家でちょっと話題になっていた、

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を図書館で見つけたので読んでみたよという話。

ぜんぜんシンプルじゃない

まずね、ざーっと読んでみて一番に思ったのがこれ。

「なにこれ全然シンプルじゃないじゃん」。

まあ当然といえば当然なんだけど、要するにこの本は、

  • 統計学的に
  • 疫学的に

論文から言えそうなことを、なるべく平易な言葉で説明しようとした本なのね。

「科学的に」っていうのは、あくまでも、

「統計学」とか「疫学」と名のつく、「科学的」手法のこと。つまり、超ざっくりいうと、

「何十万人もの人を調査した、数多くの研究結果を総合すると、数字的にはこういう傾向がありそうですよ」

みたいなことがたくさん書いてある。

しかも科学に絶対はないからさ、科学者とか医者はこういう言い方が好きなんだろうなーと思うけど、

断定を避けてふんわりと書いてる

ことも多い。だから、

食事っていうのはそんなにシンプルに、「これだけ食べてればOK!」ってもんじゃないんだなぁ、っていうことがまず大前提。

例えば、この本には「牛肉や豚肉は健康に悪い」って書いてあるけれども、同時に、

「高齢になったら牛肉豚肉も食べたほうがいい。食べないと栄養不足になる」

っていう趣旨の記述もあるからね。食事ってそんなに単純なものじゃない。

結局日々健康な食事をするために大事なこと3つ

「食事ってそんな単純なものじゃないんだよ」っていうのが前提なんだけど、

その前提に立って、筆者の主張自体はわりとシンプルにまとまってるのも事実。

結局大事な(んだなと私が思った)ポイントは3つだけだ。

  1. 「栄養素自体」よりも、「どんな食品を摂取するか」が大事
  2. 世の中には「身体に良い食品」「良くも悪くもない食品」「身体に悪い食品」の3種類しかない。「身体に悪い食品」の代わりに「身体に良い食品」を食べるように心がけるのが良いのではないか
  3. 「身体に良い食品」だと科学的(=疫学・統計的)に証明されているのは「(脂の多い)魚」「野菜」「全粒穀物(玄米や全粒粉など)」「オリーブオイル」「ナッツ類」の5種類。

以下補足説明。

1.「どんな食品を摂取するか」が大事

「炭水化物は太る」とか、「タンパク質とらなきゃ」とか考えるのは間違い。

そうではなくて、例えば、同じ「炭水化物」を多く含む食品なんだけど、「白米は身体に悪いけど、玄米は身体に良い」っていうのが正解なんだってさ。

一概に栄養素だけ取り出して、「炭水化物は悪い」っていうのではなくて、

どんな食品でその栄養素を摂取するかによって、良い悪いが決まる

ということね。筆者の考えは。

タンパク質にしても考え方は同じ。

「タンパク質とらなきゃいけないから肉食べよう」って考えるんじゃなくて、

「牛肉は身体に悪いけど、魚は身体に良いから魚を食べよう」みたいに、

栄養素単位じゃなくて、食品単位で考えるべき

ということ。

2.「身体に悪い食品」の代わりに「身体に良い食品」を食べる

食品単位で「何を食べるか」を考えるのが大事、っていうのが筆者の主張1点目で、これを考えるときのガイドになるのが、食品の分類。

世の中の食べ物には3種類しかない。

  1. 身体に良い
  2. 身体に悪い
  3. 良くも悪くもない

っていう3種類だけ。なので、

「身体に悪い食品」を「身体に良い食品」に置き換えて食べようね、

っていうのが筆者の主張その2。

例えば、白米は身体に悪いけど、玄米は身体に良いから、白米の代わりに玄米を食べる。

それか「主食=白米」という考え方を捨てて、

「主食=野菜サラダ」っていう考え方に変えてもいい、っていう提案も。

野菜も身体に良いからね。

あとは、牛肉や豚肉も身体に悪いから、魚に置き換えて食べるのが望ましいらしい。

3.「身体に良い食品」は5つだけ

筆者の主張3本目の柱はこれ。

「身体に良い」という科学的根拠がある食品は、

  1. 魚(特に脂の多い魚)
  2. (まるごとの)野菜と果物
  3. 茶色い炭水化物(玄米や蕎麦、全粒粉など)
  4. オリーブオイル
  5. ナッツ類

の5つだけだ。

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』っていうのは結局この5つ、

  • 野菜と果物
  • 茶色い炭水化物
  • オリーブオイル
  • ナッツ類

で構成された食事のことだよ、っていうのが超大雑把なこの本のまとめでもある。

筆者の主張はシンプル、だけど実践は難しい。それでも読んだからにはなにか実践につなげたい。

こうやってまとめてみると、シンプルにまとまるのがこの本だ。

以下私の考えたことを勝手に書くんだけど、

はいじゃあ読了したし今日から実践ね、っていうのがなかなか難しいんじゃなかろうか。

例えば我が家は玄米食で、しかも、

  • 白米は家に置いていない
  • 1日3食、毎食玄米を食べている

くらいに徹底して「茶色い炭水化物」を食べているけど、ここに至る道のりは決して簡単ではなかったと思う。

そもそも、家族全員が「毎食玄米でいい」と納得する必要がある。

うちはたまたま夫が玄米好きだし、まだ子供も小さく、離乳食時代から玄米をあげて慣らしたので、この食生活が成り立っているに過ぎない。

我が家みたいに家族の協力に恵まれたとしても、玄米は「簡単に美味しく炊く」ということが難しい。時間もかかる。

ここが2番めのハードル。

我が家の場合はいろんな玄米の炊き方を試し、手間との兼ね合いを考えた上で、結局、

10万円の炊飯器を購入することで解決した

のだけど、普通はなかなかここまでできないんじゃなかろうか。

kirinshimauma.com

うちが毎食毎食玄米を食べ続けられるのは、この10万円の炊飯器と、保温用にもう一台おいてる2台の炊飯器のおかげ。

美味しく玄米を炊ける炊飯器を買って、炊飯器2台体制にすれば、玄米を主食にするのは簡単。

簡単なやり方さえ理解して、玄米食に慣れてしまえば、これほど簡単なことはないのだけど、実際にここまで実践するのがなかなか難しいんだよね。

★☆★

以上のようなことをぼんやり考えていて思ったのは、結局、この本で「身体に良い食品」に分類される食べ物が「身体に良い」ことくらい、本を読まなくても常識じゃん、ということ。

白米より玄米のほうが健康のためには望ましいこと、魚とか野菜が身体に良いことくらいみんな知ってる。

知ってはいるけど、実際に毎日美味しく食べるには手間やコストがかかるものばかり

だなあと思って。この5つの食品は。

この本にも、「じゃあ具体的に毎日何を食べればいいですよ。一ヶ月の献立例はこれです。」みたいな提案はない。

冒頭にも書いたとおり、食事はそんなに単純に語れるものじゃないからね。

なんだけどやっぱり、こういうことを知識として持っているだけではあんまり意味がない。

本を読んで知識・理論編は一通り理解したので、

  1. 魚(特に脂の多い魚)
  2. (まるごとの)野菜と果物
  3. 茶色い炭水化物(玄米や蕎麦、全粒粉など)
  4. オリーブオイル
  5. ナッツ類

これらを毎日の食事に具体的にどうやって取り入れていくかについて、実践編を日々料理しながら自分なりに考えていきたい。

おわり。

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